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長距離ランナーは幼少期から本格的にやらせないで!

2022.8.26

陸上・長距離ランナーを育成するには、小学生から記録を追うのはやめて欲しいと以前から思い続けています。

私が住んでいる静岡では、毎年12月第一土曜日に静岡市町村対抗駅伝が開催されています。

この駅伝に小学生の男女別の区間が設けられています。

大会はテレビ実況生中継です。そのために、小学生の内から長距離トレーニングを本格的にやっているクラブがあります。

陸上競技場、クロスカントリーと大人と変わらないスケジュールが組まれています。

ここまで、本格的にやれば記録は伸びて当たり前です。

ただ、小学生の内から長距離トレーニングに磨きをかけたら、中学生の内に余程の腕のある指導者がいない限り、【パンツの伸び切ったゴム状態】になります。今まで、勝っていた選手に負けてからどう感じるかです。 

勉学も同じです。

学年トップの座を取れば、負けたく無い意識は働きます。

 

静岡県は、中学生の陸上長距離レベルも高いです。しかし、小学生時代に結果を出していた選手が生き延びているのは僅かです。

 

一方、中学時代で全国トップクラスの選手は、県外の高校へと進学傾向が高いです。

 

それは何故?

 

私の母校は、後輩達のお陰で県立高校でありながらも全国高校駅伝に8度優勝しています。

当時、恩師が言っていた言葉に

【中学で全国トップを更に伸ばすのは指導者の腕だ!】と自信を持って言っていました。 

 

静岡県は短距離を中心に、大人になってからも日本のトップクラスであり、オリンピックにも出場しています。

短距離、跳躍、投擲と陸上競技は種目が多いです。この様な種目は技術が必要となります。

小学生、中学生から打ち込んでいても、指導者の指導力で伸びていきます。

これは、球技の様な団体競技、個人競技では、体操、スケート、ゴルフ、テニスなどは幼少時代から取り組んでいることが将来に繋がります。

 

長距離ランナーとなると、メンタルが8割に以上と私は確信しています。

【走ることが大好き】

【食事に好き嫌いがない】

【規則正しい生活習慣】

以上が基本です。

それから、

【一日24時間をトレーニング、体のケア、勉学、趣味の時間を有効的に使うこと】

【誰にも負けない取り組み、走ることに志が高いこと】

◉長距離は、長時間走るだけですから、自信に投げかける言葉で大きく変わります。

◉長距離は、自身の身体の変化に敏感です。

長距離が楽しいと感じさせるのは、実際にマラソンを経験して、失敗に失敗を重ね、どうしたら良いのか研究してきた人間でないと、走ることを【楽しい】と伝授できないと私は思います。

堅物な内容ですが、メンタルタフネスへ育成することです。

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