2022.11.19
本日は、小学1年生男の子に、来月に持久走大会があるので指導して欲しい依頼を受けました。
ご自宅近くの公園でトレーニング。
まだ6歳です。
走るだけでは、ただの体育の授業です。
ラダー、ミニハードルを使って体全体を使わないと足が動かないこと(姿勢良く腕を振る)を意識させてランニングをさせました。男の子は素直に腕振りを意識していました。
長距離で小学生を指導するのは、一番重要なのは走ることが好きになってもらいたいです。
スポーツではどの競技でも、走ることが基本です。
小学生時代は、あらゆるスポーツ競技でも対応できることが大切です。
やみくもに、長距離にこだわると小学生で記録が伸びて大会で優勝!静岡県では市町村対抗駅伝のメンバーに入って区間賞を獲得・・・
小学時代に長距離を本格的にやらせても、走るのは子供です。次の中学で記録が伸びるかは部活動の先生次第です。(これからは、教職員の働き方改革で指導するのは外部へ委託傾向になります。ただ危惧するのは勝負に拘り、子供達のコミニュケーションが取れるか⁇)静岡県では、大半の子供達が市町村対抗駅伝のためか、将来の伸び代を無くしています。市町村対抗駅伝に、小学生区間を無くして欲しいと願っています。(小学生の年齢では過熱し過ぎています。)
子供達には、走ることは得意である。
どのスポーツにも通用する育成して欲しいです。
技術を要する球技スポーツのほか体操、水泳、スケートなどは幼少期のトレーニングが積み重ねとなって将来につながっています。
陸上では、短距離、投擲、跳躍は早い時期に技術を身に付ければ将来につながると思います。
長距離は違います。
走る時間が長い分、感情の持って行き方です。
何度も言わせていただきますが
【伸び切ったパンツのゴム】
今まで勝ってきた選手に負けた時のメンタルの持って方です。これは指導者の腕となります。
長距離界で世界で戦いたい意識になるのは、早くて高校時代です。
本日、教えていただいた小学1年生には、走ることを好き!得意になってもらいたいです。
静岡県に住んでいながら、小学生の育成の批判をすれば、反発が大きくなるのは覚悟です。
まず、長距離界が世界で通用するレベルになるには何が大切かです。
走ることが好き!を持ち続ける指導です。
指導者が本気なら、選手にも気持ちが通じる選手がいるはずです。
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