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女子長距離選手の『美』について

2022.10.26

女性長距離アスリートの『美』の表現について、私が感じていることを述べさせていただきます。

実業団女子長距離チーム監督になった頃は1990年代の後半です。

当時は、女子長距離選手に対しての管理は意味のない、厳しいかったことは間違いありません。

 

茶髪禁止

ピアス禁止

チームによっては遠征時、私服禁止でトレーニングウェアで移動

男女交際禁止

 

 

私が監督がなった年齢は、32歳、女子長距離選手を育成する上で、未熟であったのは間違いありません。

当時、どこのチームも、上記の禁止項目が当たり前でした。

 

 

私も、意味なく従っていましたが、違和感を感じていたのは確かでした。

◉妻が茶髪、ピアス

◉長女ストレートパーマ

大人の女性にそこまで束縛して、選手の息抜きは、何もありません。

 

 

私のお世話になった会社は製造業です。

茶髪社員、ピアスをしている社員がいました。

私は、徐々に緩めていきました。

しかし、結果が出さないと、幹部社員から言われたのは、『甘やかしている』

また、上司からは選手と笑顔で日常会話していると、『選手と友だち感覚』

結果が出せなかった時は『悲壮感が無い』

 

 

◉選手と信頼関係を構築したいと言った時には、そんな、理想論を言ってと笑われました!

 

 

私は愚痴を言っているのではありません。

女子長距離選手をどの様な立ち位置で見ているのか疑問であり、私の指導方法に大きく影響していたことは間違いありません。

 

 

製造業は、女性社員の比率は男性90%、女性10%ですから、会社の幹部社員を始め、一般社員は女性の気持ちを理解するのは親族か、接客業などの女性位しか接点が無いと思います。

 

 

さて、現在の女子長距離選手は、生き生きと個性を表現しています。ファッションも自由です。大人の女性ですから、全ては自己責任とすべきです。

監督は選手へ、走ることが楽しい!走ることが大好き!誰にも負けない競技に対して取り組みをしていると自信を持たせることです。

【アスリートファースト】

選手のお陰で監督がある。

選手は監督を信じている。

 

 

【信頼関係】が重視される時代です。

私が再度、指導するチャンスが来れば、選手を伸び伸びとさせて、今しか出来ないことを認識させ、今を生きる上で一日、一日の時間を大切にさせることです。

私の指導方針を浸透させます。

風通しの良いチームへ

笑顔が絶やさないチームへ

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