2022.5.29
世界へ目指すなら、大学よりも実業団(プロ)の道を選んだ方が良いと、現役時代から感じています。
今の時代、箱根駅伝とか全日本大学生駅伝で結果を出すことを目的に、高校から大学への進学のは大半です。
大学へ入ることにより肩書きができます!
社会へ出た時の評価は高卒と比べて、大卒の方が世間体ではカッコが付きます。
ただ、現在の日本、バブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災、新型コロナ、ロシア・ウクライナによる影響があります。
この様な状況の中で、大学の授業料、生活費、用具代を準備できる保護者がどこまで存在するかです。
高校時代に実績を評価されたアスリートでも、大学の入学金、授業料を免除されている様ですが、生活費が必要です。
本気で、日本トップ、世界へ目指すなら、高校を卒業してから競技に打ち込んで、しっかりとお金を蓄えてからでも大学へ行けるはずです。
実業団(プロ)では、活躍すれば、活躍に沿った給与、報酬金がもらえるはずです。
活躍が大きければ、大きいほど、環境が良くなります。
私が高卒だから妬んでいるのではありません。
私は、大学へ行くのは経済的に無理だったのですが、現役時代に所属していた会社から、有難い評価をしていただきました。
私の場合は、日本を代表するアスリートではありませんでした。その中、現役引退と同時に、女子長距離チームの指導者となると言う、誰にも与えてられないチャンスをいただきました。
サラリーマンとして安定感を選ばす、生きがいを選択しました。
走ることの仕事に長く携わることができました。
この間、私に足らなかったのは、通信制大学で肩書きを作るか、誰にも負けない資格を取るべきでした。
高校生へ言いたいのは、大学へ行って競技を続けるなら、保護者から《おめでとう》では無く《ありがとう》と言ってもらえる覚悟で勝負してもらいたいです。
人生、いつまでも勉強です。
私は、人生諦めていません。
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