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実業団女子長距離チーム監督

2022.12.17

 

監督の仕事は、当たり前ですが、

結果を出すこと!

監督の指導方針に合ったスタッフを揃えてこそ、仕事が全うできます。

 

 

サラリーマンでは、部下を育成するとなれば、相当のご苦労があると感じています。

所属長となれば、1on1で積極的に声掛けをして、会社のドップダウンからの方針を、課として従業員に意欲を持たせる表現で部下に理解をしてもらうことは至難の技と思われます。

部下の意見を聞き、コミニュケーション力が絶対に必要です。

 

残念ながら、大企業になるほど、配下の社員の声などは伝わらないものです。

 

配下とはそれほど話していない報告・連絡・相談も不十分、部下が「実は」と口にしていない不満が溜まっている、なんてことがよくあるのです。

 

何度も繰り返しますが、職場でのコミュニケーションの目的は「(部下と上司が)仲良くなること」ではありません。

 

もちろん、仲が良いことは悪いことではないのですが、真の目的は「何でも話せる環境をつくる」ということです。

 

表面上はうまくやっているように見えてもお互いに隠していること、言わなければならないけれど言えないことがたくさんあるような組織は、やがて重大な事故やミスを引き起こしたりあるいは部下の離職も大きな問題となるでしょう。

 

「職場でのコミュニケーションは実は思いのほか頻度が低いもの」

 

このことを念頭に置き、ほんのちょっとした「声かけ」を毎日行なうことです。

 

「一度の飲み会よりも、毎日の声かけを重視」、です。 

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一方、女子長距離チーム監督はチーム内のスタッフ、選手の意見を聞く耳を持つこと。

《監督退任時には、スタッフ、選手の次の新たな道(仕事)を紹介することです。》

監督は、サラリーマンと違って次の新たな人生を紹介することも仕事の一つです。

スタッフが一体となっているチームこそ強くする第一段階です。

これでこそ、選手は安心して信頼関係が生まれます。

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ただ監督は孤独です。

以前、実業団監督時代に言われたのは、社長と同じである。

社員との付き合いは規制されていました。

社長は黒字経営で社員に還元して従業員に働く意欲を持たせる。大きな任務があります。

監督は、結果を出してこそ、従業員へ誇りだと思っていただき、堂々と自慢できる部にすることが仕事です。

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選手へは、思う存分競技に打ち込めて、悔いのない選手人生を結果させること。また、セカンドキャリアに悩ませない。選手時代に競技以外に資格を取得させることです。

資格はたくさんあります!

 

◉競技を通じて能力を生かせる資格。

実業団で経験したことは貴重です。

普通では、経験できないことを経験できているのです。

 

◉社会へ貢献できるはずです。

自身に合った資格へチャレンジ!

興味があることは、自然と頭に入ります。

これは、オリンピックのメダリスト、トップアスリートへなれなかった選手も同じです。

アスリートがこの世を変える。

 

世の中にチャレンジしようとする方々へ勇気付けることで、アスリートは、競技だけで無く、一人の人間として大きく評価されるはずです。

【スポーツは文化】

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