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女性長距離アスリートは心身共に健康であること!

2022.9.14

初秋です。

徐々に朝夕から涼しくなってきます。

しかし、昼間は暑い日があります。

夏の鍛錬期に走ってきた効果を発揮する直前に、しっかりと血液検査など自己で出来るチェックをやるべきです。

長距離に敵面に出るのが貧血です。

貧血の症状に気付くのは難しいです。

 

ただ、言えるのは

◉やる気がダルさ、無気力状態になります。

◉通常、消化していたトレーニング中に極端に

 ペースが落ちます。

 

長距離ランナーに理解のあるドクターに血液検査をしてもらうことです。

※健康保険が使えませんから、実費となります。3.000円〜5.000円以内で検査が出来るはずです。

※貧血となれば、健康保険が適用出来るはずです。処方される鉄剤、ビタミンC、胃薬など。 

 

薬の効果が出るのは、約2週間過ぎないとでません。 自覚症状に表れないのですが、走る苦しさの我慢レベルが上がるはずです。

 

貧血は人によってなる人とならない人はいます。日頃の食生活が一番重要です。好き嫌い無く、タンパク質とビタミン、カルシウムなど、バランス良く摂取することです。

 

食べることを一番楽しみにならないと!

 

一番恐いのが、女性では、思春期の食生活が成人になってからも敵面に出ます。

それは、疲労骨折です。

 ☑︎恥骨、脛骨などに社会人になるまでに発するランナーが多いです。

 ☑︎実業団監督時代に、高校を卒業してきた選手が、7年間生理が無いと言ってきました。即、婦人科のドクターへ連絡をして、生理の誘発していただきました。

 

生理不順が多い選手もいました。最低、3ヶ月に一度は生理を発することです。

注)生理が無いことには、骨密度が低くなり疲労骨折に繋がるのです。

 ☑︎実業団監督時代に、入社の健康診断に骨 密度検査を追加していただきました。低い選手には、食生活の改善とカルシウム剤を投与していただきました。しかし、即効果は出ません。一番効果があるのは、徹底した食生活が効果的な回復に繋がります。

 ◆ちなみに、生理が7年間無かった選手は、引退してから、結婚して立派なお子さんを儲けています。

監督は、選手の健康があることが社会的責任です。万が一、何かあると監督の責任で辞任すべきです。

 

私が指導した外国人選手は、健康そのものでした。外国人選手から見ると、そこまでさせて記録を伸ばせようとする。日本人の女性アスリート指導者をクレージーだと思っています。

 

実業団の監督は先生ではありません。

専門職です。退任すれば、ただのおじさんです。私の年齢では爺爺です。

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